こんにちは、ユンです。
前回まで6回にわたり「エドガー・ケイシー療法」情報をお伝えしたので、今回は “ 筋トレ ” です。
“ 筋トレ ” というと、スポーツジムに行って、気合い入れてやらないとダメなの (>_<)!?
と思ってしまいがちですよね。
今まで “ 筋トレ ” をしたことがないと、敷居がとても高く感じますね。
もしそのように感じている方がいれば、心配しないでください (^^)
【 前編 】では、何で “ 筋トレ ” が良いのか、その理由をご説明したいと思います。

それでは~
Let’s go !!
筋トレ
メリット
筋トレをすることで得られる効果とは …
これらの言葉だけでは、ピンとこないですよね。
それでは、ご説明したいと思います (^^)/
慢性炎症の改善
慢性炎症とは
慢性炎症とは、全身や特定臓器で軽度の炎症が長期にわたり続く症状です。
この慢性炎症は、ガンの一因となり、ガンを進行させることがわかっています。
筋肉は、動かせば動かすほど筋肉からマイオカイン(myokine) と呼ばれるサイトカイン(細胞間の情報伝達を担う生理活性物質)が血中に分泌されます。
筋肉自体に作用するものもあります。
マイオカイン (myokine) には炎症を抑える物質が含まれています。
血流に乗って全身に運ばれ、様々な臓器に良い影響を与え、全身の炎症が改善されていきます。
マイオカイン(myokine) に抗炎症効果があると報告されたのは2004年。
これまでに数十種類のマイオカイン(myokine) が見つかっています。

筋肉動かすと
抗炎症効果があるニャ ♪
エレベータ乗らニャいで
階段上ろうかニャ =^_^=
天然の抗がん剤
近年、一部のマイオカイン(myokine) に抗がん作用があることが報告されています。

筋肉から分泌される主な抗がん物質
イリシン | ●強力な抗がん作用 ●運動により分泌されるマイオカイン ●乳がん・肺がん・前立腺がん・膵臓がんの増殖を抑制するとされる |
スパーク | ●癌細胞のアポトーシス(自死)を促し 大腸がんに対し抗がん作用がある ●筋肉の収縮により分泌されるマイオカイン ●血液中の濃度が低いと死亡リスクが高くなる |
インターロイキン6 | ●NK細胞を活性化 ●癌細胞への攻撃を強める ●運動により分泌されるマイオカイン |
全身にあたえる効果
《 マイオカイン(myokine) の作用 》
この他にも色々あるようですので、ご興味のある方は調べてみて下さいね。
免疫細胞の活性化
通常、私たちの体の中には、毎日5000~10000の癌細胞が出現しています。
ですが、未熟な細胞の為、自ら増殖を止め細胞死したり、免疫細胞により処理されます。
免疫細胞が能力を適切に発揮していれば、癌細胞はことごとく壊され増殖することができません。
ですが、増殖したという場合は、長い期間免疫機能が低下している状態が続いていたということ。
筋トレをおこなうと、血液中に免疫細胞が増えることが確認されています。
その中でも、リンパ球のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、最も運動に反応し増加します。
血液に乗って全身をパトロール。
最初にガンを見つけ、攻撃を仕掛ける役目を担っています。
運動によって血液中に増えたNK細胞は、癌細胞を一斉に攻撃します。
最前線で戦う免疫細胞が多ければ、治りやすいのです。
高血糖の抑制
筋トレなどの運動をおこなうと、インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪くなること)が改善することがわかっています。
そのため、血糖値が下がります。
血糖値が高くなると、それを下げるために膵臓からインスリンが分泌されます。
インスリンの分泌量が多くなればなるほど、ガンが進行しやすくなります。
まとめ
皆さま、筋トレの効果、知ってましたか ( ..)φメモメモ
「すごいよ ! 筋トレ !!【前編】」では、何故 “ 筋トレ ” が良いのかをお伝え致しました。
健康維持の為にも、
ご病気と向き合われていらっしゃる方にも、
とても大きなメリットがあると思っております。
筋トレなどの運動をすることによって筋肉が収縮し、リンパ管を圧迫して、リンパ液が急速に流れます。
リンパ管は左右鎖骨の裏で血管に合流します。(※1)
その為、リンパ管の中の免疫細胞が急速に血管内に流入し、頻回に循環します。
(※1 リンパの詳細はこちら>> )
筋肉を動かすたび、免疫細胞のパトロールがおこなわれるので、感染ウイルスや癌細胞などの病原体が見つけやすくなるのです。
次回は、筋トレ【後編】です。
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
それでは、またね。
