こんにちは、里のおばば “ カン ” でざいまする。
今回は、安心・安全な「水」を手に入れる “ 後編 ” ですぞ。
日本では蛇口をひねれば「水」がでてくるけんね。
飲み水に困ったり、炊事、洗濯、トイレ、お風呂など、何不自由なく生活できとるね。
ばぁーばが以前観たドキュメンタリー番組でね。
片道8㎞の道を歩いて水を汲みに行って、でもその水は私たちが飲んでいる水と違って泥水なの。
それを大人でも重くて大変そうなのに、小さな子供たちが毎日おこなっているの。
往復16㎞歩いて、毎日水汲みしないと生きていけないの。
その時、思った。
日本ってなんて恵まれた国なんだろうと。
蛇口から出てくる「水」はどのようにして皆の元へ届くのか知っとーと?
安心・安全な「水」を手に入れる為にこれからの時代どうしたらよい?
それでは~
Let’s go !!
生活飲料水
水道水ができるまで
- その1上流水源で取水した川の水
- その2取水した水を浄水場へ
- その3ろ過
・ポリ塩化アルミニウム(PAC) = 凝集剤
・オゾン処理 = 臭い物質除去
・生物活性炭処理 = 臭気除去 - その4消毒
・次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl) = 消毒剤
・水酸化ナトリウム(NaOH) = pH調整
・硫酸 = pH調整 - その5配水池
- その6各家庭へ
カルキの除去だけなら
レモンを絞って
お水に入れればいいよ
お風呂のお湯に
自然栽培のレモンの皮やミカンの皮を入れるのもいいね♪
「川の水」と「水道水」の違い
《川の水》
●今は直接飲めない川の水
●流れることでエネルギーが増す
《水道水》
●数種類の薬剤使用
●停滞した場所にある水はエネルギーが弱まる
土壌汚染と地下水の関係
土壌汚染の原因
ばぁーばが子供の頃の話を前回したけんが、覚えとるかな。
川の水でお米や野菜を洗ったり、湧き水は美味しく飲めたとった。
でも、今はできんとね。
土壌汚染には、どんなものがあるかな。
その他にも色々あるようだよ。
最近話題のPFAS(ピーファス)もそうやね。
土壌汚染が与える影響
土壌汚染は、いったん汚染されると、対策を施したとしても汚染が長期間続く特徴があるとね。
一旦汚染された土を、元の土に戻すには長い月日が必要とね。
まとめ
生活の便利さと引き換えに自然が汚染されて、その結果、健康に影響を与えてしまっとるね。
短期的な解決方法ではなくて、長期的な解決方法を考え出していかんとね。
農業でいうなら、農薬や化学肥料を使わない自然栽培に取り組んでいる農家さんたちがいるね。
自然栽培の野菜や果物やお米などは、自然にとっても、私たち人間にとっても良いね。
他にもね、調べると環境汚染の根本を改善しようと活動されている方々がいらっしゃる。
土壌汚染や環境汚染を少しづつでも改善していけるよう活動されている方々がいてくれるのは、我々の救いですぞ。
私たち一人一人が、できることから取り組んでいきたいね。
私たちも、そしてこれからの子供たちも、安心・安全に生活できるように。
最後まで読んでくれてありがとね。
次回はユンちゃんの “ 油 ” に関するお話ですぞ。
三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の中の「脂質」にフォーカスしたお話とね。